マツダ、5年ぶりの黒字

 マツダは、国内シェアが数%と低く、輸出比率の非常に高い企業である。そのため、他の自動車メーカーに比べて為替変動の影響が大きく、円安円高の変動によって赤字と黒字を行き来している。

 このように輸出の割合が高いメーカーの課題として、マーケットだけでなく海外拠点や工場の数も増やさなければならない。金融危機の影響も受け、マツダは政策の遅れをとっているといっても過言ではない。そんな中マツダが持っている確かなものとして、その技術がある。
 技術開発に対してマツダは独特のこだわりがあり、非常に重点をおいている。走行性能に関しては日本でもトップクラスである。SKYACTIVをはじめとした技術は、クリーンディーゼルとして知られており、燃料のイニシャルコストの高い国であっても、非常に燃費が良く、低コストで使用することが可能である。なので、長距離使用の多い国では販売台数に伸びが見られる。一方日本では、ディーゼルエンジンのマイナスイメージが先行して販売台数は伸び悩んでしまっている。
 最近の円安の追い風を受け、マツダは5期ぶりの黒字を出している。上記でも述べたが、マツダの技術は他社との差別化が出来ているので、この追い風を生かして着実なマーケティングを行うことが出来れば、さらなる躍進ができるだろう。今まで経営の不備が噂され続けているが、欧州自動車メーカーとの提携をもち、デザイン・技術ともに備えたマツダならば、国内外問わずシェア拡大を狙えるのではないだろうか。

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